市販されている便秘薬には、いろいろな種類があります。
便秘がつらく、市販薬を使うときには、
なるべく刺激の少ないものから使用するようにしてくださいね。
また、市販薬は手軽に手に入れることができ服用しやすいですが、
飲み続ければ、便秘薬ナシでは排泄できない身体になってしまいます。
便秘薬ナシでも、排泄できるように、
食べ物やマッサージなどを、便秘解消法として取り入れてみてください。
●刺激性下剤
刺激性下剤は、フェノールフタレイン系、アントラキノン系、
ジフェノール系などがあり、
大腸の粘膜を刺激することで、腸の蠕動運動を促すお薬です。
●膨潤性下剤
膨潤性下剤は、水分を吸収することによって
便の量を増やし、排便を促すことを期待するお薬です。
●浸潤性下剤
浸潤性下剤は、硬くなった便に水分を吸収させ、
やわらかくして排便を促すことを期待するお薬です。
このように、便秘薬には、いろいろな種類があります。
便秘薬を選ぶときに、テレビCMなどでよく耳にするお薬だから・・・
というように、安易に選ぶのは危険です。
市販の便秘薬は、どのような症状に適しているのかが異なります。
ですから、薬剤師に相談するなどして、
自分の便秘の症状に合ったもので、
作用が緩やかなものから試していくようにしてください。
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